“鬱紺木綿”の読み方と例文
読み方割合
うこんもめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その蓋を今度は叮嚀な手付きで開いて、直径三寸、長さ六寸位の鬱紺木綿うこんもめんの包みを取り出すと箱のふちに一端を載せて、その上からソッと蓋を置きながら、私の前に押し進めた。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)