“髪洗橋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみあらいばし66.7%
かみあらひばし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毒だみの花や、赤のままの花の咲いていた岸には、猫柳のような灌木が繁っていて、髪洗橋（かみあらいばし）などいう腐った木の橋が幾筋もかかっていた。
里の今昔 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)
髪洗橋（かみあらいばし）などいう橋の灯（ひ）がわずかに道を照すばかり。
濹東綺譚 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)
毒だみの花や、赤のまゝの花の咲いてゐた岸には、猫柳のやうな灌木が繁つてゐて、髪洗橋（かみあらひばし）などいふ腐つた木の橋が幾筋もかゝつてゐた。
里の今昔 (新字旧仮名) ／ 永井荷風(著)