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髥
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ひげ
ふりがな文庫
“
髥
(
ひげ
)” の例文
ついぞ
剃刀
(
かみそり
)
をあてたこともないらしい
髥
(
ひげ
)
だらけな顔の、閉じた眼瞼へ月がさしているのを見ると、痩せて、垢だらけになっているので、
年恰好
(
としかっこう
)
の判断もつかないけれども
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
身ノ
丈
(
たけ
)
八尺余、
髥
(
ひげ
)
美しく、まなこは
鳳眼
(
ほうがん
)
——。気に入った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうして急にひしと娘を抱きしめて、
髥
(
ひげ
)
の生えた痛い顔で頬ずりをして
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
呉用は、さっきから、
髥
(
ひげ
)
を
撫
(
ぶ
)
して、そばで聞いていたが
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
髥
漢検1級
部首:⾽
14画
“髥”を含む語句
山羊髥
無髥
疎髥
紫髥伯