“高麗鼠”の読み方と例文
読み方割合
こまねずみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忠吉はせて臆病らしく、そのくせ動作の早い高麗鼠のやうな四十男。主人の五郎次は、色白のよく肥つた、五十年配の、典型的な旦那衆です。
これらの物を畳の上にまき散らかせ、足にひつかけしながら、房一はそこらを高麗鼠のやうにぐるぐる舞ひをした。それは図体が大きく不器用なだけに恐しく滑稽だつた。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
それを手に触れるが早いか、次のローラーへ、つっと巻きつける、巻きつけるとまた朗々として続いてゆく。その間の菜っ葉服の恐慌は、何とまた高麗鼠のようではないか。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)