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高梁
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コウリャン
ふりがな文庫
“
高梁
(
コウリャン
)” の例文
高梁
(
コウリャン
)
畑を、
一
(
ひと
)
しきり踏み過ぎると、だらだら
凸凹
(
でこぼこ
)
の激しい
一寸
(
ちょっと
)
拡い野っ原であって、右手に線路が淋しく光って見え、
凹間
(
くぼま
)
らしい
黝
(
くろず
)
んだ向う側に、また高梁畑が起伏していた。
戦争雑記
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
いま戦線にある筈の、同じ連隊の三中隊に援兵すべく
徹宵
(
てっしょう
)
行軍していたときであった。鉄道線路添いに
高梁
(
コウリャン
)
畑を縫って前進していると遠くに銃声の絶え間ない
響
(
ひびき
)
を聞いたのだった。
戦争雑記
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
梁
漢検準1級
部首:⽊
11画
“高梁”で始まる語句
高梁川