骨疽こつそ)” の例文
安政三年には孫が右脚の骨疽こつそに罹つて、起行することの出来ぬ身となつた。此より孫は戸を閉ぢて書を読むこと数年であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)