驚懼きようく)” の例文
夢は念ひの發動する處なれば、聖人も深く心を用るなり。周公の徳を慕ふ一念旦暮止まず、夢に發する程に厚からんことを希ふなるべし。夢寐の中、我の膽動搖せざれば、必驚懼きようくの夢を發すべからず。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)