“馬詮”の読み方と例文
読み方割合
マツエン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その変事はどういう事から起って来たかというのに、かねて私と懇意な駐蔵大臣の書記官馬詮マツエンが、今度カルカッタに行くシナ人とは至って昵懇じっこんの間である。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
こういう風にするのですからその間に余り弊害もないようですけれども、私が駐蔵大臣の秘書官の馬詮マツエンという人から聞くところによると、随分弊害のあった事もあるようです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その宅へ遊びに来る人で駐蔵大臣(シナの全権公使)の秘書官馬詮マツエンという人がある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)