飼葉かひば)” の例文
「そいつは豪儀だ、恥を掻かせて濟まなかつたね。いづれそのうちに、小判と言ふ飼葉かひばを喰ふ、白粉を附けた馬でも見せて貰はうか」
「馬の飼葉かひばに牡蠣をやつてくれ。」——それを聞いたお客達は、今迄話してゐたお喋舌しやべりめて、一斉に此方こちらを振り向いた。