“飼葉槽”の読み方と例文
読み方割合
かいばおけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐその前に水を入れた飼葉槽かいばおけが置いてあるが、中の水は真黄色な泥水である。こんなきたない水を飲んだのだろうかと思うと厭な心持がした。馬の唇にはやはり血泡がたまっていた。
断片(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)