飯付めしつき)” の例文
ポケットに残っていた五十銭玉を、東中洲の盛り場で投出して、飯付めしつき十五銭の鋤焼すきやきを二人前詰込んだ吾輩は、悠々とステッキを振り振り停車場へ引返した。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)