“飛羽”の読み方と例文
読み方割合
とびはね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姉妹の天降子が天から降りて、野中の泉の傍の木に美しい飛羽とびはねを掛け、水を浴びているのを見つけて、その飛羽とびはねの一つをかくした。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
たとえば百姓に飛羽とびはねを奪われて、無理に伴われて行ってその家の妻となった天降子が、二三人の児を設けて後に、やはり沖繩の記録にもあるように、上の児の子守唄によって飛羽の所在を知り
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)