トップ
>
風通織
ふりがな文庫
“風通織”の読み方と例文
読み方
割合
ふうつうおり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふうつうおり
(逆引き)
お袖は、
箪笥
(
たんす
)
のひきだしを、がたがたいわせていた。夕化粧して、紺の
風通織
(
ふうつうおり
)
の
単衣
(
ひとえ
)
を着、一本の
団扇
(
うちわ
)
を持つと、かの女は、毎夜のように、どこかへぶらりと出て行った。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
男も同じく絹はんけちに黒眼鏡、
天鵞絨
(
ビロード
)
の
鳥打帽
(
とりうちぼう
)
、大嶋か何かの
筒袖
(
つつそで
)
の羽織、着物は
市楽
(
いちらく
)
か
風通織
(
ふうつうおり
)
にて、帯は幅広し。小指に金の
見留印
(
みとめいん
)
の指環、黒八丈の前掛をしめ、
雪駄
(
せった
)
ちやらちやらと鳴して歩く。
桑中喜語
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
風通織(ふうつうおり)の例文をもっと
(2作品)
見る
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
織
常用漢字
小5
部首:⽷
18画
“風通”で始まる語句
風通
風通大嶋
風通小紋
風通御召
検索の候補
風通
通風
通風窓
通風筒
太織風
通風器
風習通
風道通
主通風筒
風通大嶋
“風通織”のふりがなが多い著者
吉川英治
永井荷風