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頭陀行
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ずだぎょう
ふりがな文庫
“
頭陀行
(
ずだぎょう
)” の例文
薪もらいの
頭陀行
(
ずだぎょう
)
である。それを二日ばかりやらなければならん。それはつまり大学に入学した者の義務としてやることになって居る。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
頭陀行
(
ずだぎょう
)
に出る托鉢僧のような恰好で山口智海が日本を出発した、明治卅年までの、これが西蔵探検史の概略だが、智海はそういう事情を、なにひとつご存知なかった。
新西遊記
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
しかも恵心はまた
頭陀行
(
ずだぎょう
)
を厳修したので、当時円融院の中宮
遵子
(
ゆきこ
)
の御方は、新たに金の御器ども打たせたまいて供養せられたので、かくては却ってあまりに過ぎたりと云って
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
それから降ってまた波動状の山を幾度か
踰
(
こ
)
えてポンリー寺の所属の十二、三テントのある部落の近所に着き、まずその部落へ指して
頭陀行
(
ずだぎょう
)
即ち乞食を行いに参りました。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
次第乞食とは、良い家も貧しい家も
撰
(
えら
)
まず、鉢を持して次第に其門に立って
食
(
し
)
を乞うのである。或日の事寂照は師の恵心の如く
頭陀行
(
ずだぎょう
)
をした。
一鉢三衣
(
いっぱつさんえ
)
、安詳に家々の前に立って食を乞うたのである。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
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それからそういう場合に
頭陀行
(
ずだぎょう
)
をすればよいと言うので
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
“頭陀行(
托鉢
)”の解説
托鉢(たくはつ、サンスクリット:pindapata)とは、仏教やジャイナ教を含む古代インド宗教の出家者の修行形態の1つで、信者の家々を巡り、生活に必要な最低限の食糧などを乞う(門付け)街を歩きながら(連行)、または街の辻に立つ(辻立ち)により、信者に功徳を積ませる修行。乞食行(こつじきぎょう)、頭陀行(ずだぎょう)、行乞(ぎょうこつ)とも。
(出典:Wikipedia)
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
陀
漢検準1級
部首:⾩
8画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“頭陀”で始まる語句
頭陀袋
頭陀
頭陀事
頭陀嚢
頭陀山
頭陀乞食