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頭上
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あたま
ふりがな文庫
“
頭上
(
あたま
)” の例文
ゑゝお蝶め其でも血が
循環
(
めぐ
)
つて居るのか
頭上
(
あたま
)
に
鼬
(
いたち
)
花火載せて火をつくるぞ、さあ歌へ、ぢやん/\と遣れ、小兼め気持の好い声を出す、あぐり踊るか、かぐりもつと跳ねろ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
どうぞお取次ぎ下されまし、と
首
(
こうべ
)
を低くして頼み入るに、為右衛門じろりと十兵衛が
垢臭
(
あかくさ
)
き
頭上
(
あたま
)
より白の鼻緒の鼠色になった草履はき居る足先まで
睨
(
ね
)
め下し、ならぬ、ならぬ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
爲右衞門ぢろりと十兵衞が垢臭き
頭上
(
あたま
)
より白の鼻緒の鼠色になつた草履穿き居る足先まで睨め下し、ならぬ、ならぬ、上人様は俗用に御関りはなされぬは、願といふは何か知らねど云ふて見よ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
猪口
(
ちょく
)
は巴と廻せ廻せ、お房
外見
(
みえ
)
をするな、春婆大人ぶるな、ええお蝶めそれでも血が
循環
(
めぐ
)
って居るのか
頭上
(
あたま
)
に
鼬花火
(
いたちはなび
)
載せて火をつくるぞ、さあ歌え、じゃんじゃんとやれ、小兼め気持のいい声を出す
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“頭上”の意味
《名詞・形容動詞》
頭 上(ずじょう)
頭の上の空間。
頭、乃至その表面。
(出典:Wiktionary)
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“頭上”で始まる語句
頭上運搬