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鞴
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ふいごう
ふりがな文庫
“
鞴
(
ふいごう
)” の例文
次いで、普遍的な生活の建てなおしの意気が、彼女の心でも火をおこす
鞴
(
ふいごう
)
となった。——九月七日に、動坂から赤坂まで徒歩で帰った。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
石ころの転がる音もしないところへ、巨大な
鞴
(
ふいごう
)
を吹くような、噴火口の唸りだけが聴える。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
“鞴”の解説
鞴(ふいご、en: bellow)は、気密な空間の体積を変化させることによって空気の流れを生み出す器具。金属の加工、精錬などで高温が必要となる場合に、燃焼を促進する目的で使われる道具を指す。街の鍛冶屋で使われるような小型のものもあれば、たたら製鉄などで使われる足踏み式の蹈鞴(たたら)もある。
(出典:Wikipedia)
鞴
漢検1級
部首:⾰
19画
“鞴”を含む語句
地鞴
地鞴踏
蹈鞴
地蹈鞴
鞴祭
吹鞴
踏鞴
地踏鞴
東蹈鞴
肺鞴
鑢鞴戸
鞴場
鞴子