“鞍被”の読み方と例文
読み方割合
くらおお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二枚のクッションと馬の鞍被くらおおい一枚とが、ゆうべ置き去りにされたままの状態で残されているだけであった。
(新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)
チョッキの下に見えている赤い綬章じゅしょうの一端、皮の半ズボン、すみずみにNの花文字との紋とのついた紫びろうどの鞍被くらおおいをつけた白馬、絹の靴足袋の上にはいた乗馬靴、銀の拍車