“鞍傷”の読み方と例文
読み方割合
あんしやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見給へ、その高く聳えた腰骨を、露はな肋骨を、無慙な鞍傷あんしやうを。膝のあたりを縛つた繃帶にも既に黝ずんだ血糊がにじんでゐるではないか。
艸千里 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)