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静臥
ふりがな文庫
“静臥”の読み方と例文
読み方
割合
せいが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいが
(逆引き)
私は仰向きに
静臥
(
せいが
)
しながら、つくづく人工心臓にあこがれました。人工心臓は私が夢で見たごとく、たしかに疾病の恐怖を救うにちがいないと考えるに至りました。
人工心臓
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
寝床は妻の寝室と同じであるとしても、軽症者の
静臥
(
せいが
)
すべきベランダにあった。ベランダは花園の方を向いていた。彼はこのベランダで夜中眼が
醒
(
さ
)
める度に妻より月に悩まされた。
花園の思想
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
わたくしは心配性の逸作に向って、わたくしが父の死を見て
心悸
(
しんき
)
を
亢進
(
こうしん
)
させ、実家の跡取りの弟の医学士から
瀉血
(
しゃけつ
)
されたことも、それから通夜の三日間
静臥
(
せいが
)
していたことも、逸作には話さなかった。
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
静臥(せいが)の例文をもっと
(3作品)
見る
“静臥”の意味
《名詞》
静かに横たわること。
(出典:Wiktionary)
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
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静臥椅子
検索の候補
静臥椅子
“静臥”のふりがなが多い著者
小酒井不木
横光利一
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