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青魚
ふりがな文庫
“青魚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さば
50.0%
せいぎょ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さば
(逆引き)
一本の
釘
(
くぎ
)
から大事件が生ずるように、
青魚
(
さば
)
の煮肴が上条の夕食の
饌
(
せん
)
に
上
(
のぼ
)
ったために、岡田とお玉とは永遠に相見ることを得ずにしまった。そればかりでは無い。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
青魚
(
さば
)
の
未醤煮
(
みそに
)
が下宿の夕飯の膳についたため永遠に相見ることの出来なくなった勉強家の医科大学生と可憐な高利貸の妾との果敢ない恋物語にしてその傷いた一羽の雁は果して何を
上野界隈
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
青魚(さば)の例文をもっと
(2作品)
見る
せいぎょ
(逆引き)
私は風雨の時に、西湖に来た
※蛇
(
うわばみ
)
です、
青魚
(
せいぎょ
)
といっしょになっておりましたところで、許宣を見て心が動いたので、こんなことになりました。それでも、かつて物の命を
雷峯塔物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
西湖に来た
蠎蛇
(
うわばみ
)
です、
青魚
(
せいぎょ
)
といっしょになっておりましたところで、許宣を見て心が動いたので、こんなことになりました、それでも、
曾
(
かつ
)
て物の命を
傷
(
そこの
)
うたことがございませんから
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
青魚(せいぎょ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“青魚”の解説
青魚(あおざかな、あおうお)とは、食用魚のうちイワシ類・サバ類・サンマなどの、いわゆる「背の青い魚」の総称で、日本文化圏での風俗的分類である。青背の魚、青物(あおもの)とも言う。
(出典:Wikipedia)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
“青魚”で始まる語句
青魚鮞
検索の候補
塩青魚
青串魚
青刀魚
青魚鮞
“青魚”のふりがなが多い著者
久保田万太郎
田中貢太郎
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