露玉つゆだま)” の例文
昼間のおしどりはもはやどこかの岩かげにからだをすりよせてねむっているらしく、水の面をかきみだすものは何もなく、ただ夜もやまぬふきあげの水が、のぼってちって露玉つゆだまとなり
おしどり (新字新仮名) / 新美南吉(著)