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雪隱
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せんち
ふりがな文庫
“
雪隱
(
せんち
)” の例文
新字:
雪隠
「寢てやはる。……それよりわたへ今しよんべんに上の
雪隱
(
せんち
)
へ行くと、戸の中で
拍手
(
かしはで
)
が三つ鳴つた。あれは一體何んやらう。」
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「上の
雪隱
(
せんち
)
と言ひ、風呂場の
踏石
(
ふみいし
)
と言ひ、この家には
祟
(
たゝ
)
り
氣
(
け
)
のあるもんが多い。」
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「
上
(
かみ
)
の
雪隱
(
せんち
)
には怪しいものが居るに違ひない。
俺
(
おら
)
アしよんべんしたいんだが、怖うてもう中の雪隱へも下の雪隱へも行かれん。」と、定吉は千代松にくつ付くやうにして、兩手を火鉢に
翳
(
かざ
)
した。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
隱
部首:⾩
17画
“雪隱”で始まる語句
雪隱詰