“雪後”の読み方と例文
読み方割合
せつご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
備後は年の初が雪後せつごであつた。「午道氷消潦」の句があり、又「残雪水鳴矼」の句がある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ほそぼそと雪後せつごの煙立つるめり赤き煙突屋根の煙突
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「豆日草堂小集」は雪後せつごであつた。「雪融烟淡鳥相呼」の句がある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)