“せつご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雪後66.7%
褻語33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
備後は年の初が雪後せつごであつた。「午道氷消潦」の句があり、又「残雪水鳴矼」の句がある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ほそぼそと雪後せつごの煙立つるめり赤き煙突屋根の煙突
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「豆日草堂小集」は雪後せつごであつた。「雪融烟淡鳥相呼」の句がある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
(流俗及褻語せつご一四七面)いはんや逍遙子はさゝのやみどりに對して、わが批評に關しての意見は、近頃の讀賣新聞に、戲文もてほゞいひ顯しおきぬといひしをや。(文苑、明治二十四年九月)
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)