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雪山
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せっせん
ふりがな文庫
“
雪山
(
せっせん
)” の例文
仏祖
釈迦如来
(
しゃかにょらい
)
は、大悟の眼をひらいて
雪山
(
せっせん
)
を下りたという。彼は、新しい知識に信をかためて伝統の法城へ勇躍してのぼってゆく。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
つまり苦労のない
摩耶夫人様
(
まやぶにんさま
)
だから、大方
洒落
(
しゃれ
)
に、ちょいと
雪山
(
せっせん
)
のという処をやって、御覧遊ばすのであろう。凝ったお道楽だ。
清心庵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
沢庵
(
たくあん
)
は、
雪山
(
せっせん
)
から降りてきた
釈尊
(
しゃくそん
)
のように、風呂敷のすそを
翩翻
(
へんぽん
)
と風にふかせながら、後ろから歩いて来るのであった。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“雪山”の意味
《名詞》
積雪した山。
(出典:Wiktionary)
“雪山”の解説
雪山(ゆきやま)とは、雪が積もった山のこと。
雪山(せつざん)とは、仏典において、万年雪をいただく山々のこと。サンスクリット語でヒマーラヤ(हिमालय himālaya)。「hima(ヒマ)」は「雪」、「 ālaya(ア-ラヤ)」は「倉」の意味。実在のヒマラヤ山脈を指す場合もあるが、抽象的に万年雪をいただく山々全般を指す。
雪の山
(出典:Wikipedia)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“雪山”で始まる語句
雪山童子
雪山春不遠