“雪叟”の読み方と例文
読み方割合
せっそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芸の威厳は争われず、この捻平を誰とかする、七十八歳のおきな、辺見秀之進。近頃孫にを譲って、雪叟せっそうとて隠居した、小鼓取って、本朝無双の名人である。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)