“離庵”の読み方と例文
読み方割合
はなれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今までのことはすっかり己が誤解であったと源十郎に対する心もちもなおり、以前のとおり庭内の離庵はなれに起き臥しすることになったが。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
本所法恩寺まえの化物屋敷、鈴川源十郎の離庵はなれに、ひとりは座敷にすわり、他は縁に腰かけて、ふたりの人影が何かしきりに話しあっている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
丹下左膳が、母おさよの奉公先なる本所法恩寺まえの旗本鈴川源十郎方の離庵はなれにひそんでいることがわかった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)