“離山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなれやま50.0%
りざん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
離山はなれやまのふもとまで来たとき、青年は、この気まぐれの大公妃のご機嫌を取るつもりで、実に用心ぶかくつつましく、不安げに訊いた。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
準之助氏は、英国紳士のように、優雅で親切に思えたから……霧が、だんだん晴れて窓から近く離山はなれやまが見える。こんなに明るい静かな生活であったら、自分も勉強が出来る。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)