“雑魚場”の読み方と例文
読み方割合
ざこば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雑魚場ざこばから帰ったまゝの恰好で順平がかけつけた時は、むろん遅かった。かすかに煙を吹き出していたようだったと看護婦からきいて、順平は声をあげて泣いた。
放浪 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
台所には石室をつくり、魚河岸から生きた魚を、雑魚場ざこばから小魚を仕入れてここへかしておく。
顎十郎捕物帳:18 永代経 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)