雑禽ざっきん)” の例文
山中鹿之介の名や、尼子浪人という声は、それを聞くだけでも、彼らは、猛虎の前の小獣しょうじゅう雑禽ざっきんのように、恐れあわてるのだった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)