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雑然
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ごたごた
ふりがな文庫
“
雑然
(
ごたごた
)” の例文
旧字:
雜然
まだ発車には余程
間
(
あいだ
)
があるのに、もう場内は一杯の人で、
雑然
(
ごたごた
)
と騒がしいので、父が又
狼狽
(
あわ
)
て出す。親しい友の
誰彼
(
たれかれ
)
も見送りに来て呉れた。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
眼を放って見渡すと、城下の町の一角が屋根は黒く、壁は白く、
雑然
(
ごたごた
)
と
塊
(
かた
)
まって見える向うに、生れて以来十九年の
間
(
あいだ
)
、毎日仰ぎ
瞻
(
み
)
たお城の天守が遙に森の中に聳えている。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“雑然”の意味
《名詞》
いろいろ入り雑じっていること。整頓されずまとまりがないこと。
(出典:Wiktionary)
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“雑然”で始まる語句
雑然紛然