“雌熊”の読み方と例文
読み方割合
めすぐま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐ次の狩に出た時には、彼はほとんどおとなになりきった若い熊を殺し、またその次には大きな雄熊おすぐまとそのつれ雌熊めすぐまとを殺しました。
負けない少年 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
「さア村の人たち、犬にそりを引っぱらせて、たっぷり一日ばかり僕の足跡をつけてさがしにゆくがいいよ。氷の上に肉が沢山あるはずだ——雌熊めすぐまが一匹、おとなになりかけの子熊が二匹だ」
負けない少年 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)