“雄健”の読み方と例文
読み方割合
ゆうけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
為山氏の画は巧緻こうち精微せいび、不折君の画は雅樸がぼく雄健ゆうけん。為山氏は熟慮して後に始めて筆を下し不折君はいきなりに筆を下して縦横に画きまはす。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
予はフイイレンチエの偉人廟パンテオンであるサンタ・クロスの広場へ来てダンテの大石像を仰ぎ、寺内じないはひつてヂヨツトの筆に成る粗樸そぼくにして雄健ゆうけんな大壁画に見恍みとれた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)