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隙間
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ひま
ふりがな文庫
“
隙間
(
ひま
)” の例文
お前さんはお仕合せだと云ってお噂ばかりして居ます、お前さんが留守でも
隙間
(
ひま
)
なく働いて、長屋の評判も
好
(
よ
)
し、ちょいと
宅
(
うち
)
へ来ても水を汲みましょうか
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
で、この
隙間
(
ひま
)
に太夫に会ってと、小平太は腰まで上げたが、吉田忠左衛門が来て、何やら太夫と打合せをしていると聞いて、またその腰を
卸
(
おろ
)
してしまった。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
名も知らぬ黄なる花むらなだり咲き目もあはれなり
時化波
(
しけなみ
)
の
隙間
(
ひま
)
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
聞いたよりはいっそう
惨
(
みじ
)
めで、母親は持病の痛風で足腰が立たず、破れた壁に添うて寝かされたまま、娘が茶店の
隙間
(
ひま
)
をみては、駈け戻って
薬餌
(
やくじ
)
をすすめたり
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
隙
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“隙間”で始まる語句
隙間風
隙間形
隙間漏