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陶酔境
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とうすいきょう
ふりがな文庫
“
陶酔境
(
とうすいきょう
)” の例文
夫人を
美酒
(
びしゅ
)
に酔わせるか、
鴉片
(
あへん
)
をつめた水管の味に正体を失わせるか、それとも夫人の安心をかちえたエクスタシーの直後の
陶酔境
(
とうすいきょう
)
に
乗
(
じょう
)
じて、堕胎手術を加えようか
振動魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あの
一味放縦
(
いちみほうじゅう
)
な
陶酔境
(
とうすいきょう
)
といったものは、彼にとって、ちょっと金で買えない
娯
(
たの
)
しみであったのだ。
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
彼女は
篤
(
あつ
)
き学究であったがゆえに、新しい生活様式についても超人的な探求と実行とをもって臨み、毎夜のごとく魂を忘れたる人のように底しれぬ深き
陶酔境
(
とうすいきょう
)
に
彷徨
(
ほうこう
)
しつづけるのであった。
ヒルミ夫人の冷蔵鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
、
丘丘十郎
(著)
陶
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“陶酔”で始まる語句
陶酔
陶酔的