降天こうてん)” の例文
しんとの大戦に、秦の大軍に囲まれ、すでに重囲のうちに討死と見えた時、ひとりの勇士が、乱軍をいて、王の側に馳けより、さながら降天こうてんの守護神のごとく、必死の働きをして敵を防ぎ
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)