“防禦線”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばうぎよせん50.0%
ぼうぎょせん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その厳しい防禦線ばうぎよせんの間を何うたくみに潜つてか、其夜の十時少し過ぎと云ふに、何か変な臭ひがすると思ふ間もなく、ふす/\と怪しい音がするので、まだ今寝たばかりの雨戸を繰つて見ると
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
といいあいながら、一応、本丸にあつまり、さらに、外曲輪そとぐるわとの間に、徹夜てつやで、防禦線ぼうぎょせんを築いた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)