闇使やみづか)” の例文
なかでも、気転きてんのきいたものがあって、闇使やみづかいの龕燈がんどうをあつめ、十四、五人が一ところによって、明かりを空へむけてみた結果、はじめて、そこに、おどろくべき敵のあることを知った。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)