“関柵”の読み方と例文
読み方割合
かんさく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これから先、山河幾百里の関柵かんさくをあけて通る鍵だ。その唯一の旅行免状を取落して何になる。これではさすがの強情者も、浮かぬ面をして取って返さざるを得ない出来事だと、白雲も思いやりました。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)