間柄なか)” の例文
そうして、いつとなく思い出さえも薄らいでしまって、今ではフローラも、慈悲太郎の唇を、おのが間にはさむような間柄なかになった。
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)