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長光
ふりがな文庫
“長光”の読み方と例文
読み方
割合
ながみつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ながみつ
(逆引き)
母が亡くなります際に、伝来の家の刀ぞ、大事に持てといわれてくれましたこの
長光
(
ながみつ
)
の刀をもって
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と叫んだ忠直卿は、膝に置いていた両手をぶるぶると震わせたかと思うと、どうにも堪らないように、小姓の持っていた
長光
(
ながみつ
)
の
佩刀
(
はいとう
)
を抜き放って、家老たちの面前へ突きつけながら
忠直卿行状記
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
その響きに耳を傾けると
白巾
(
はっきん
)
に
面
(
かお
)
を包み、
萌黄
(
もえぎ
)
の
胴肩衣
(
どうかたぎぬ
)
、月毛の馬に乗って三尺余りの
長光
(
ながみつ
)
を抜き
翳
(
かざ
)
した英雄が、サッと波打際に現われる。青貝の長柄の槍が現われて馬のさんずを突く。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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(5作品)
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“長光”の解説
長光(ながみつ)は、鎌倉時代後期の備前国(岡山県)長船派(おさふねは)の刀工。長船派の祖・光忠の子とされる。国宝の「大般若長光」をはじめ、華やかな乱れ刃を焼いた豪壮な作から直刃まで作行きが広く、古刀期においてはもっとも現存在銘作刀が多い刀工の一人である。
(出典:Wikipedia)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
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