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鑒
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かんが
ふりがな文庫
“
鑒
(
かんが
)” の例文
最後に小生は目下
我邦
(
わがくに
)
における学問文芸の両界に通ずる趨勢に
鑒
(
かんが
)
みて、現今の博士制度の
功
(
こう
)
少くして
弊
(
へい
)
多き事を信ずる一人なる事を
茲
(
ここ
)
に言明致します。
博士問題の成行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
風説をすれば影がさす——先哲の識語に
鑒
(
かんが
)
みて、温泉宿には薄暗い長廊下が続く処、人の居ない百畳敷などがあるから、逗留中、取り出ては大提灯の怪を繰返して言出さなかったし
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
意志的動作においても、我は一の欲求を有っていても、直にこれが意志の決行となるのではない、これを客観的事実に
鑒
(
かんが
)
み、その適当にして可能なるを知った時、始めて実行に移るのである。
善の研究
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
鑒
漢検1級
部首:⾦
22画
“鑒”を含む語句
鑒識
御評鑒
鑒定
賞鑒
鑒誡
鑒織
鑒給
鑒察
鑒別
赤本智恵鑒
中鑒軍
董狐豈独人倫鑒
皆無鑒識
殷鑒
明鑒
方鑒必攜
偉鑒門