“鏡被”の読み方と例文
読み方割合
かがみおほ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窓際にある三面鏡に何時の間にか鏡被かがみおほひがかかつてぎよつとしたが、女は髮から一本のピンを拔き取ると、鍵穴にさしこんでから把手をぐるつと𢌞すと、扉は音もなく開いた。
はるあはれ (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)