“錦紗御召”の読み方と例文
読み方割合
きんしゃおめし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の三十位の背のすらりとしたきれいな女が入って来たところであった。女はすそに花模様のある黒の錦紗御召きんしゃおめしを着ていた。憲一はその気品のある姿に圧せられるように思った。憲一はちあがった。
藤の瓔珞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)