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鋩子先
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ぼうしさき
ふりがな文庫
“
鋩子先
(
ぼうしさき
)” の例文
彼は瞳を凝らして
三頭
(
みつがしら
)
から
鋩子先
(
ぼうしさき
)
、物打ち、かさね、
関
(
まち
)
と上下に見直してみたが、見れば見るほど、青江、それも
為次
(
ためつぐ
)
どころの比較的あたらしい作とし観じられない。
寛永相合傘
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
鍔元
(
つばもと
)
から
鋩子先
(
ぼうしさき
)
と何度もうら表を返して眺めているうちに、名匠の鍛えた
豪胆不撓
(
ごうたんふとう
)
の刀魂が見る見る自分に乗り移ってくるようにおぼえて、かれは眼をあげて窓のそとを見た。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
再び
鋩子先
(
ぼうしさき
)
がふれたかと思うと、またもや同時に飛びすさって身を構える……同じことを繰り返して、春日遅々、外見はまことに
長閑
(
のどか
)
なようだが命のやりとりをしている左膳、栄三郎の身になれば
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
燭台
(
しょくだい
)
の
灯
(
ひ
)
が
鋩子先
(
ぼうしさき
)
に、チララチララと花の様に咲いて……。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
鋩
漢検1級
部首:⾦
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“鋩子”で始まる語句
鋩子
鋩子尖