銷麗せうれい)” の例文
白耳義ベルギーのマルビキユーリ、銷麗せうれいの文才を抱いてしかも一家の生計をささふるあたはず、ひとり片田舎に隠れて其驚異すべき処女作小説を脱稿するや、之を都に残せるその妻に送らむがために
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)