“銷除”の読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
せうぢよ100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“銷除”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
方今承平日に久しく、人口過剰に苦しんでゐる。宜しく大劫だいこふ銷除せうぢよする有るべし。元来大劫なるものは水火刀兵の災に過ぐるものはない。このこふに遇ふものは賢愚ともに滅びてしまふ。福善禍淫の説も往往此に至つて窮まるものである。
鴉片 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
その人の自ら取るに任かせて造物の不仁を咎めさせないのである。この劫有りて以て人口過剰の数を銷除せうぢよすれば、則ち水火刀兵の諸劫は十の五六を減ずるであらう。けれどもこの罌粟と云ふものは草花に属するものであり、古来世間には多いものである。その又汁も淡薄であるから、がうして膏とすることは出来ない。
鴉片 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)