トップ
>
銅鈴
>
どうれい
ふりがな文庫
“
銅鈴
(
どうれい
)” の例文
と、突如、
銅鈴
(
どうれい
)
を振り、鉄笛をふかせ、
鼓盤
(
こばん
)
を打ち叩いて、出陣を触れると、寨中の蛮将はみな血ぶるいして
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここの
旅籠
(
はたご
)
で、二人は入城の身支度をこしらえた。呉用は白地に黒い
縁
(
ふち
)
とりの
道服
(
どうふく
)
に、
道者頭巾
(
どうじゃずきん
)
をかぶり、
普化
(
ふけ
)
まがいの
銅鈴
(
どうれい
)
を片手に持ち、片手には
藜
(
あかざ
)
の杖をついて出る——。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
布縒
(
ぬのより
)
の細綱らしい。引いてみると、りりりん……と頭の上で
銅鈴
(
どうれい
)
がいい
音
(
ね
)
で鳴った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
地下室の
窮鳥
(
きゅうちょう
)
に、再生の
銅鈴
(
どうれい
)
が友情を告げて鳴ること
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「庭の客門には
銅鈴
(
どうれい
)
がついておりました」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
銅
常用漢字
小5
部首:⾦
14画
鈴
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
“銅鈴”で始まる語句
銅鈴眼