鉱石庫かなぐら)” の例文
鉱石庫かなぐらの外やうちではたらいていたあらくれ男は、その山笛をきくと持っているつち天秤てんびんもほうりなげて、ワラワラと熊蔵のいる土手どての下へあつまってきた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「これ、伊部熊蔵いのべくまぞうをよべ、おく鉱石庫かなぐらにいるはずじゃ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)