“鉄格子口”の読み方と例文
読み方割合
てつごうしぐち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気絶したマリユスをかついで大溝渠だいこうきょ鉄格子口てつごうしぐちから出て来るのを御者が見たというその不思議な男、ひとりの暴徒を救助してる現行を見張りの警官から押さえられたというその不思議な男
六月六日、シャン・ゼリゼー川岸通りの大溝渠だいこうきょの出口の上で、午後の三時から夜まで、ある警官の命令で彼は「客待ち」をしていた。午後の九時ごろ、川のみぎわについてる下水道の鉄格子口てつごうしぐちが開いた。